2012年2月4日土曜日

革職人はコバ命

今日はDESIREの革製品を作る上で
重要な作業工程の一つ 『コバ磨き』 を紹介したいと思います。


コバ とは革の側面(断面)のことをいいます。
まず ヘリ落とし という工具で革の裏表の角を落としてからがスタートです。

このコバを磨くか、磨かないかで製品の雰囲気はガラリと変わります。
(DESIREでは磨かないことは、ほぼありませんが)
付け加えて言えば、色を染めるか染めないかでも変わってきます。
例えば、茶色の革のコバを黒に染めたり
黒の革のコバを染めないで茶芯を出したりとパターンは無数にあります。

コバ磨きは、コバに特殊な液体を付け、ガーゼなどの布でひたすら磨く作業です。
どうでもいい話ですが
わたくしは毎回毎回コバを磨いた後、製品の変化を見るのがたまらなく好きです。
それだけガラリと変わるってことです。
黒に染め、磨く前
コバ磨き後
すいません、写真わかりづらいかもしれません。ベルトより、財布の方がわかりやすかったんですが
写真がなかったので、これで勘弁してくだせぇ。


コバの重要さ、魅力が伝わりましたでしょうか?
個人的な意見ですが、結局言いたかったのは
コバ磨きを疎かにすれば、モノの見栄えも悪くなる
ってことです。
ほぼ自己満足なブログでしたね。
ほなさいなら~

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